回転容量

すべての標準軸用スモーリー リテーニング リングの最大推奨 RPM は、弊社の標準リングのテーブルに記述されています。

回転シャフトに取り付けられるスモーリー リテーニング リングは、遠心力により制限される場合があります。この遠心力がリングを溝から浮かしてしまう以上の力を持っていると、不具合が起きる場合があります。計算式は、リグを溝にしっかりと止める（クリング）力がゼロになる RPM を計算します。

アッセンブリの急激な加速は、リテーニング リングの不具合を起こす可能性があります。もしこれが潜在的な問題であれば、スモーリー社のエンジニアに設計支援をお問い合わせください。

セルフロック

この機能は、推奨回転速度容量を超えた速度でリングを正しく機能させることを可能にします。セルフロック オプションは、軸用および穴用リングの両方に適用できます。セルフロック機能は、内側の巻につけた小さなタブを、外側の巻にあるスロットに「ロック」します。セルフロックにより、リングの高速回転での作動を可能にし、リングが振動に耐え、急激な加速でも機能し、ある程度の衝撃荷重も吸収できるようになります。

バランス

スモーリー社のバランス機能は、リテーニング リングの静的バランスを保ちます。ギャップ エンドと反対側に開けた幾つかのスロットが、ギャップのせいで欠けている素材に対応します。この特性は、アッセンブリのバランスがとても重要で、偏心荷重を減少させる必要がある場合にとても有益です。